XEditorでシナリオを作ろう

~実用的な小ネタ3~


第7回でスキルカードとアイテムカードの説明をしましたね。

 スキル、アイテム、召喚獣カードにはカードを使ったときに発生するイベント「使用時イベント」が設定できます。

ここではその使用時イベントの話をします。

 

☆Py/☆Py or NEXT

これが上についている機能はPy専用またはPyとNEXTである程度互換性のある機能です。

←このマークで区切っています。

 

使用時イベントを設定するにはまずカード左下の三角(赤枠)をクリックしましょう。

するとエリアやパッケージを編集するのと同じような画面が出てくるので、青枠の三角をクリックします。

ここのスタートコンテントにツリーを繋げることによってスキル使用時に追加効果があったり冒険者が喋ったりするカードが作れます!

 

処理される順番は使用時イベント→カードの効果です。

 

ただし変数操作周辺(フラグ、ステップ、コモン関連)、エリア移動やバトル移動は使用時イベントに組み込んでも、作ったシナリオ以外では正しく動きません。

これはカードの出典に基づいているので、別のシナリオで同じ名前の変数を使っていてもそのカードによって変数が操作されることはありません。

逆に言えば、別のシナリオで配布されたものでも出典元のシナリオで使用すると変数が操作されます。

 

 

☆Py

Pyでは「ローカル変数」というものが設定できるようになりました。

ローカル変数はカード1つ1つに格納できる変数で、そのカード内で完結する範囲であれば配布したシナリオの外でも変数が使えます。

 

 

シナリオの変数一覧から「ローカル変数」にドラッグアンドドロップするとローカル変数として使用できます。

 

ローカル変数はそのカードで固有のものとして扱われるため、同じ名前のローカル変数を複数のカードに格納しても相互作用を及ぼすことはありません。

 

また、エフェクトブースター(jpy1ファイル)の格納もできますがここでは割愛。

書いてる人がエフェブほぼ触ったことないので書けぬ。

エフェクトブースターをよく知りたい人は「カードワース エフェクトブースター」で検索だ!

 

今回はここまで。